大和証券 Daiwa Securities よくあるご質問

信用取引サービスにおいて決済損が発生する際の注意点を教えてください。

決済損が発生する決済を行う際は、決済損の充当方法をご検討の上、不足金が発生しないよう、以下ご注意下さい。

(1)決済の仕組みと確認画面

  • 決済は、現物株式等の売買時と同様、証券口座のご資金にて行われます。そのため、信用取引の保証金・担保余力照会画面では、決済損に伴う不足金発生状況の確認ができません。
  • 決済翌日以降、残高情報メニュー内「買付余力」の画面にて受渡日の買付余力をご確認いただき、マイナスの場合は受渡日までにご入金等が必要です(決済当日にリアルタイムでは反映しません)。
  • 代用有価証券の売買を行った際は、受渡日当日朝まで買付余力が変動する場合がありますのでご注意下さい。
(イメージ)約定日から受渡日までの決済損の取扱い
約定日から受渡日までの決済損の取扱い ※現物株式等、代用有価証券として担保に入っている残高を売却して決済損に充当する場合、下記(2)もご確認ください。
(画面例)買付余力画面の開き方 買付余力画面の開き方(画面例)
「残高情報」メニュー(スマートフォン) 買付余力画面の開き方(スマートフォン画面例)

(2)現物株式を売却し決済損に充当する場合

  • 信用決済日と同日に現物株式を売却する必要があります。
  • ただし、現物株式は通常担保(代用有価証券)に入っているため、売却後、信用維持率が30%に満たない場合、受渡日当日に、売却代金の一部または全部が現金保証金として自動差入れされ、買付余力がマイナスとなり、思うように充当できない場合があります。受渡日の朝8時ごろに、当日の買付余力をご確認ください。

(3)現金保証金の引出で充当する場合

  • 引出可能な現金保証金の範囲内で引出すことで充当可能です。保証金・担保余力照会画面下段の「現金保証金振替へ」のボタンより、受渡日までにご自身で現金保証金からの引出をお願いします。
  • 受渡日当日、引出前に新規建取引を行った場合、当該建玉を当日決済しても、当日は引出余力が回復せず、思うように現金保証金の引出ができなくなる場合があります。新規建取引前に引出をお願いします。

(4)他建玉の決済益で充当する場合

  • 「確定利益を自動振替する」方式の場合、決済益の一部が自動的に現金保証金に振り替えられるため、決済損と相殺されません。決済損に充当するには、改めて受渡日までに現金保証金からの引出が必要です。引出余力がない場合、現金保証金を引き出して、買付余力のマイナスに充当することができません。
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